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KURE(CRC)5-56シリーズの違いについて(2)

 こちらでKURE(CRC)5-56シリーズの違いについて簡単にご説明をさせていただきましたところ、お客様からお問い合せを頂きました。

 特にスーパー5-56に関するお問い合せが多く、ついでですのでこちらの記事でもう少し5-56についてお話をさせていただきます。



 まず、5-56と5-56無香性、最近登場した5-56DX、そしてスーパー5-56について、簡単な関係図を下記に記します。

【金属専用】
5-56(基本)→SPA配合により拡散・浸透性を高める→5-56DX
5-56(基本)→フッ素樹脂・極圧剤配合により潤滑・耐荷重・防錆力を向上→スーパー5-56

【ゴム・プラスチック対応】
5-56(基本)→プラやゴムを浸食しにくい溶剤に変更することでプラスチックやゴムにある程度対応→5-56無香性
(註:石油系溶剤の詳細は企業秘密だそうで教えていただけませんでした。ただ、無香性はその溶剤が通常とは異なるようです。)

 上記の通り、成分的にも5-56がまず基本にあり、それに別の成分を加える又は削る事でそれぞれの分野に特化した製品となっています。

 ここで少し気をつけなければいけない事があります。

 まず、5-56は金属専用となっていますが、非鉄の極一部の金属には使用が出来ません。例えばメッキ部分に使用すると禿げる事があります。

 5-56無香性はプラスチック・ゴムにも対応しているとは書かれていますが、必ず浸食しないという保証はありません。

 スーパー5-56を非金属部にも多用される方がいらっしゃいますが、あくまでも非金属部がフッ素樹脂に守られているだけですので、フッ素樹脂が飛べば非金属部が浸食される危険性があります。

 スーパー5-56はグリスではありません。基本は5-56です。

 では5-56は何か?

 これはあくまで独自の見解でしかありませんが、5-56は極論を言えば「洗浄&錆落とし剤&潤滑剤」…パーツクリーナーの要素が強い商品ではないでしょうか。
 元々の5-56は錆等で動きが悪くなった金属稼働部に使用することで、錆を落とし動きをよくさせる事が目的だそうです。
 つまり、本来であればバーツクリーニング→錆落とし→潤滑剤注油という行程を5-56が全てまかなっているのでは?と考えます。

 まぁ、どのみち長期的な潤滑効果を求めるのであれば、グリスがよいと思います。

 利用される場所には十分お気をつけ下さい。

 適材適所で利用する事により高い効果を得られる製品かと思います。

(なおこれらの情報は呉工業様より問い合わせを行い回答を頂いたものを基に記事にしていますが、内容を保証するものではありません。製品をご利用の際は各自の責任でお願いします。)

KURE(CRC)5-56シリーズの違いについて(3)
KURE(CRC)5-56シリーズの違いについて(1)

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