基本還元率の高いクレジットカード

サービス改悪が続くクレジットカード

 最近いろいろなクレジットカードで特典がなくなったり改悪されるケースが増えています。
 例えば三井住友ゴールドカードでは年間利用ボーナスが2024年6月より順次廃止されますし、MileagePlusセゾンカードは年会費やマイルアップメンバーズの会費が爆上がりします。
 個人的にはセゾンゴールドアメリカンエキスプレス(年会費優遇型)のリボ年率が今春から15%に変わる点がかなり厳しいなと感じてしまいます。

 こうなってくると今までお得とされてきたクレジットカードもその評価が変わることになります。

 そこでここでは通常利用した場合の利用金額と獲得ポイント数をグラフにまとめ、現在どこのクレジットカードがお得なのかを検証してみます。

利用金額とポイントの関係

 以上のようなグラフとなりましたが、それぞれのカードの特徴を簡単に挙げていきます。
 なお例に挙げたカードは年会費が無料または条件達成で無料となるカードばかりピックアップしています。
 また永久不滅ポイントは本来1ポイント=約5円の価値を持ちますので、グラフ上では5倍して他のカードと比較しています。

セゾンPA(QP利用)

 こちらはセゾンパールアメリカンエキスプレスカードで、QUICPayを利用した場合のデータになります。

 セゾンパールアメリカンエキスプレスカードはGoogleウォレットでQPに紐付ける事で、年間30万円分はポイント還元率が約2%となります。
 それ以上利用すると0.5%還元となります。

 グラフでは40万円帯で傾きが変化していますが、実際は30万を超えた翌月請求分から0.5%に変わりますので、少々グラフが不正確になっています。

セゾンGA(0.75)

 こちらはセゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードで、国内利用の場合は常時約0.75%のポイント還元となります。
 0.75%の還元は他のクレジットカードではあまり聞きません。

セゾンGプレ

 こちらはセゾンゴールドプレミアムカードで、基本還元率は0.5%です。

 このカードの特徴は50万円利用毎に0.5%分のポイントが加算されます。
 そのため50万、100万、150万、200万円と50万円刻みで還元率が0.75~1.0%と変動します。
 セゾンカードの永久不滅ポイントは1ポイント=0.5円相当と言われており、付与されるポイントは500ポイントですが、実質2500円分で0.5%の還元という訳です。
 ただしポイントの交換先によっては還元率が0.45%や0.4%に落ちます。

JQセゾンG(0.5+特)

 こちらはJQセゾンゴールドカードで、基本還元率は0.5%です。
 ただし50万の利用で2500ポイント、100万の利用で10000ポイントが、集計初月の13ヶ月後に付与されます。

 この方式は三井住友ゴールドカードNLやエポスゴールドカードなどにも見られ、今後のゴールドカードのスタンダードになると思われます。

イオン(0.5)

 こちらはイオンカードで、基本還元率は0.5%です。

 ある意味旧来から見られる還元率で、この還元率はクレジットカード全体で見た場合、一番よくある還元率です。

PayPay(1.0)

 こちらはPayPayカードで、基本還元率は1.0%です。
 最近主流となりつつある還元率かなと思います。

 有名なところでは楽天カードが同じ還元率です。

リクルート(1.2)

 こちらはリクルートカードで基本還元率は驚きの1.2%です。
 現時点タッチ決済はJCBのみです。またQUICPayはGoogleウォレットを介する事で使用する事ができます。
 余談ですが、VISA・Masterは三菱UFJニコス系、JCBはJCB系となっており、両方の系統毎に1枚ずつ作成する事ができます。

結論

 上のグラフをご覧いただければ一目瞭然ですが、年間利用金額が80万円未満の方であれば「QUICPayを活用したセゾンパールアメリカンエキスプレスカード」がお得になります。
 80~100万円の場合はリクルートカードがお得になります。

 100~180万円の利用であれば「JQセゾンゴールドカード」がお得になります。これは三井住友ゴールドカードNLやエポスゴールドカードなどにも同じ事がいえます。

 180万円を超えると再びリクルートカードがお得になります。

 もしリクルートカードを除外するのであれば、100万円まではセゾンパールアメリカンエキスプレスカード、100~250万円はJQセゾンゴールドカード、それ以上ならPayPayカードがお得になります。

 実際には指定された店舗で利用したりポイントサイトを経由するなど、特定の所作をする事で還元率がアップするケースがあり、このグラフの通りにはいきません。

 最近クレジットカードの特典が無くなっていく傾向にあります。
 各カードの特徴を上手に利用して、お得にクレジットカードを活用する事が今後求められていくのかもしれません。

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